先日、小学1年生から6年生までが一堂に会する授業で、折句を取り入れました。皆さんは意外かもしれませんが、折句は中学校の古典の学習にもつながる、奥深い言葉遊びなのです。
※和歌・俳句・川柳などで、各句の頭に物の名などを一字ずつ置いて詠んだもの。
低学年の子供たちには、自分の名前を折句にして自己紹介をしてもらいました。「〇〇は、〇〇が大好き!」「〇〇は、〇〇が得意です!」など、短い言葉の中に自分の特徴を詰め込んで楽しそうに発表していました。
子供によっては「ディズニーのキャラクター」で書く!と張り切っていた子も。高学年には、少し難易度を上げて、季節や行事などを題材にした折句を作ってもらいました。学年を超えて、言葉の面白さを共有できるのが、折句の良いところです。
ちなみに中学校で学ぶ古典で、折句が出てきます。有名なのがこちら。平安時代歌人の在原業平が三河の国の八橋(現在の愛知県知立市)で詠んだ句です。
「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」
上記の句には「かきつばた」という花の名前が折り込まれています。