対比 小論文

「押しが大切」だけど・・・。

 小論文では結論は強くはっきりと書く、「思う」という表現はなるべく使わないほうがいいです。とくに結論部分で「~と思う」を使うと、主張として弱いい印象を読み手に与えるからです。

 小論文とは読み手を説得させるための文章であり、文の途中ならばともかく文末で「思う」は「きちんと自分の主張がなされていない」とのことで減点される可能性があります。

 では、逆になんでもかんでも「言い切ってしまう」のが正しいかというとそうとも言えないのです。ウーン。どっちやねん!とツッコミを入れたくなりますよね。結論としては次の2点に留意しましょう。

①結論の文末は「~と思う」は使わず「~にちがいない」「~しなければならない」「~すべき」「~と確信する」という言い切り表現にする。
②ただし、必ず①に対しての理由をセットで書くこと。短絡的に言い切ってしまうのは避ける。

 例えば「愛情、友情、人間関係」といったものよりも「お金、名声、ステータス、ブランド」を好む人がいたとします。彼らのことを「目に見えない絆や結びつきに対して魅力を感じない」と言い切っていいのか?答えはノーです。

 この場合、「お金、名声、ステータス、ブランド」ほどには「愛情、友情、人間関係」には魅力を感じない・・・という表現にするのが安全です。どう違うか?2者を比べた場合、片方に軍配が上がると書くのはいいのですが、片方だけをピックアップして「全く~ない」的な書き方は一面的視点ととられます。

 難しいですよね。自分ではそんなつもりで書いたわけではないのに・・・ということもチラホラ。これから推薦入試が本格的に始まります。小論文、作文が課される場合はとにかく複数の人、客観的に判断してくれる第三者に見てもらい意見をもらいましょう。

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