小論文

課題文型小論文

 課題文型小論文が課される学校を受験予定のNさん。真面目に取り組むものの・・・そもそもが課題文の論点をきちんと把握できていない状態で書いており、正直言って点数でいうならば0点。

 まずは課題文の主張を正しく読み取れないことには、まるでリレーのコースを逆走するようなものです。なんとか課題文の読み取り方をクリアしたものの、次は自分の意見を書けないと悩んでいます。

 ウンウン、確かに気持ちはよく分かります。課題文に賛成と書いたところで、課題文をなぞるだけになってしまう・・・。かといって無理やり反論しようとしても全くと言っていいほど内容を思いつかないというパターンがほとんどです。

 じゃあどうすればいい?一番書きやすいであろうパターンは「課題文に賛成しつつ、さらに内容を発展させる」ことです。この内容を発展させるとは、課題文に書いてある内容に具体例を考えることです。

 いやいや、言っていることは分かるけれど具体例が難しい…思いつかないという声が聞こえてきそうですね。はい、おっしゃる通りです。具体例に関しては基本的には

①自分の日常の中から探す
②受験学部に関係する時事ネタを日頃からチェックしておく

この2点につきます。とはいえ、これらは自力ではなかなか難しいです。それゆえ指導者の存在意義があるわけで💦まずは上記のような流れを自分なりに意識して取り組み、学校の先生やその他、第三者にアドヴァイスをもらい、見てもらって、書き直して・・・を繰り返しましょう。

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