雑感

ツールが増えるだけ!

 小学6年生の生徒がぽつりと一言。

「4年生までは○○の方法で解けるけれど、5,6年になったら○○の方法は通用しない。□□の方法で解かなくてはダメと塾の先生が言ったんです。この塾の先生、すごく教え方が上手で分かりやすいと評判の先生なんです!」

と。塾の先生のことをとっても信頼している生徒・・・○○は一切封印して□□の手法だけを駆使するべきだと思いこんでしまったのです。おそらく塾の先生は追加として新しい手法を伝えただけだと思うのですが、生徒の中では勝手に○○は封印すると変換されているのです。

 例えば、私たちは幼い頃は自力での移動手段として自転車を利用することが多いです。年齢が上がるにつれて、それが原付、車・・・と移動手段が増えるのです。楽に速く移動するには自動車がメインになるでしょう。

 しかし、だからといって自転車を全く乗らないかというとそうではないですよね。近場であれば自動車よりも自転車の方が速く移動できる場合もあります。つまり、ケースバイケースで手段を選ぶわけです。

 実は国語も同じ。解き方パターンや考え方は複数あります。それらをいかにうまく組み合わせて使うかが重要なのです。それゆえ私は彼に言いました。「いやいや○○がダメなのではなく、5,6年生にもなると○○だけでは太刀打ちできないから□□が増えただけ。両方をうまく使ってね。」と。

 伝え方一つで相手に誤解を招いてしまうなあと指導者側としての反省&教わる側としても、いろいろと教わることによって手段が増えるととらえてほしいなと思った出来事でした。

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