国語の記述ではヒントとなる文章や段落を見つけたらそこを要約すればいいのです。そのことを知ってじっこうしているにも関わらずなぜか減点される、どうしても〇にならないという声をよく聞きます。
原因の一つとして考えられるのが書くべき内容が足りていないことがあげられます。要約すべき 文章に書くべき内容が3つあったとしても2つしか書かれていない・・・というパターンです。
つまり、記述に入れるべき情報がいくつなのか?をしっかりと把握することが大切なのです。例えば次のような文章があったとします。
「 僕は母に頼まれてカレーの材料を八百屋に買いに行きました。それから試行錯誤しながらも自分でカレーを作り、美味く食べました。」
この文、➀買い物をした②カレーを作った③食べた・・・と述語が3つあるのです。指定字数にもよりますが、それなりに字数が多い場合は➀~③すべてを書かなくてはなりません。どうしても最後の述語だけ入れてしまいがちですが、そうなると減点対象になりますし、そもそもが字数が埋まりません。
もう一度言います。記述に用いるべき情報がいくつあるのか?これをしっかりと把握しましょう。