対比 記述のコツ

振り子の法則

 先日私はある勉強会に参加しました。その勉強会を主催するから次のような面白い話を聞きました。それは何か?「振り子の法則」です!結論を言うとギャップが激しいほど魅力的に映るということだそうです。

 例えば優等生が毎日きちんと勉強や宿題しているとします。これってある意味当たり前として他者には移りますよね。逆に不良の子が年に1回だけ宿題をしてきたら・・・先生は他の子よりも大げさに褒めますよね。

 場合によっては「お前はやればできると分かってた!」とかなんとか、突然にめちゃくちゃいいことを言い始めますよね・・・。つまり、これはギャップがあるから行動、特に良い行動がよく見えるわけです。勉強会ではこういう「振り幅」が大きいほど他者から魅力的と感じてもらえるという話でした。

 実はこれは文章も全く同じだなと思って私は笑いをこらえていました。長い記述では前半と後半をしっかりと「対比」させて書くとうまくいく場合が多いです。とにかく字数をうめようとダラダラと書いても意味ないです。

 採点者側としては「何が言いたいか分からない、全体の意味不明」と容赦なく✕を付けます🖊「最初は・・・だったが後半で○○なった」「作者は善意で◇◇を行ったがそれが仇になった」といった具合に対比、言い換えるとギャップをしっかりと把握し、強調すると問に対しての答えになることが多いです。ぜひ参考まで。

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