今日は早朝から東京へ。出発が朝、帰宅が夜なのでしっかりと防寒して行ったのですが・・・日中、暑かったです（苦笑）。ああ、もう春が近いんだなああと気分がほっこりしました。
まさに２～３月に気温を表す言葉として「三寒四温」があります。読んで字のごとく、三日ほど寒い日が続いた後で四日ほど暖かい日が続くという意味で、この繰り返しで温かい春がやってくるのです。
科学がまだまだ発達していなかった頃は五感をフルに働かせ、自然を感じ取りそれらの経験を言葉で表し、それが現在にも生活の知恵として諺や慣用句として受け継がれている・・・。
そんな短い言葉の中に込められた意味や想いを感じるとなんだか豊かな気分になりますね！例えば「春は移動性高気圧の影響で寒くなったり温かくなったりする」と表現するよりも「三寒四温」と言う方が風情がありますよね。
さらには・・・こういった伝統的な言葉は中学・高校入試にも頻出です。それゆえ、授業ではその時期等に応じて実感できるような言葉や慣用句を紹介しています。