指導法 雑感

教科書一面、蛍光ペンによる塗装!!

 社会の教科書を開くと蛍光ペンで塗りつぶされたページがあり私はびっくりして5秒間止まったことがあります。かれこれ数年以上前のことです。私がまだ北海道で国語塾を開いていた頃のことです。

 ある生徒が「明日社会の小テストなんです!勉強しなきゃ」とて言って空き時間に社会の教科書を開いたのです。するとその教科書には見開きほとんどの文章が蛍光ペンで色に塗られてたっていうわけです。

 思わず「何これ?どういうこと?」と聞いたところ、大事なところに線を引いたのでと涼しい顔をするではありませんか。ハイ、私が能面になったのは言うまでもありません。確かに教科書だから書いてあることは全て大切でしょう。

 しかし、その大事なことの中でさらに要点をチェックすべきなのです。とはいえ、彼はその要点が分からないからほとんどに蛍光ペンによる塗装をする羽目になったのです。

 指導者は国語に限らず大事なところに線を引くように指導します。しかし、どこが大事かを見つける方法を教えない限り、生徒自身では要点を見つけるのは難しい場合があります。

 それゆえ私はどこが大事か、なぜその部分が大事なのか、それを見つける方法などをきちんと説明しています。つまりどういう部分になぜ線を引くのかそれを分かるからこそできるできるようになるわけです。

 「なぜ」をきちんと説明しないことには正しいことを言っても相手には伝わりませんし・・・。あ、ちなみに先の生徒。その後どうなったか。彼は人の意見を全く聞かないタイプだったので ・・・が回答です。

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