「先生、読書感想文におすすめの本何かありますか?ぜひ教えて欲しいんです。」
「本人に選ばせてください。家の方が選ぶ場合は極力本人が興味ある本、内容のものを選んでください。決して親が課題図書を買い与える、そしてそれを押し付けるということやめてください。」
「えーそうなんですか?今まで課題図書を与えてました。毎年、親子で悲惨なことになり・・・それ以来もう読書感想文を書くこと自体が嫌になってしまって去年をは書きませんでした。読書感想文の書き方といったものを見ても書けませんでした(泣)。」
これは私が指導している生徒と生徒の保護者との会話です。別に私は課題図書を否定するわけではありません。しかしここで間違って欲しくないのは、読書感想文の本を読む、そして書くのは本人だということです。
全く興味がない、そもそも読みたくない本を与えられて、さらにはそれで読書感想文を書くとなるとどうなるでしょうか?それよりも大人からすると「え?そんな内容?」と思うような本でもとりあえず楽しく読める本を選んで欲しいと思います。
意外とそういう、自分の興味のある本の方がいい感想文を書けるのです。決して道徳的な素晴らしい内容が素晴らしい感想文とは言い切れません。本人らしい発想による内容こそがいいのです。
たまたまこの質問してくれた保護者及び生徒のことを私はよく知ってるので上のような回答しましたが、勿論全ての船同じような回答するわけではありません相手によって回答が違いますが、根底の「読むのも書くのも本人」ということだけは強く言いたいです。
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