国語勉強法 記述のコツ

意外と簡単、長ーい記述

 国語において「記述」、しかも60~70字という長い記述の問を見た瞬間に大半の受験生はモードが下がるでしょう。ハイ、気持ちはよーくよーく分かります。必死で書いても字数が埋まらない、とりあえず字数を埋めても✕になっている…という経験は誰しも心当たりがあるでしょう。

 とはいえ、中学・高校受験までならばコツさえつかめば意外と長い記述って簡単です。解答欄は白紙でも(時間が足りず書けなかった)、本文のどの部分をまとめるといいかを聞くと答えられるタイプが多いです。

 おおよそこの辺りの文章をまとめればいいと分かっている状態は、登山で言うならば8合目まで来ているのです。あとの2合とは、どんなふうに文章を要約すればいいか分からない状態なだけ。

 短時間でまとめ、失点をすくなくする方法としては、まとめるべき部分の複数の文章をうまくつなぐことです。つまり、要約するわけですが・・・。具体的には「・・・みんなそれぞれがバラバラに違っている。だったら僕が・・・してみよう。」とあったら「・・・みんながそれぞれバラバラにちがっているので、僕が・・・してみると」といった具合。

 「違っている。だったら」の部分を「違っているので」にするとつながります。むろん、まだまだ細かいことはありますがとりあえず複数の文をうまくつなぐと大幅減点は避けられますし、まとめる部分が合っていれば、おのずと指定字数に近くなります。

 実際に生徒と共に問題文を目の前にして、一緒に作業をしていくと短時間でびっくりするぐらいに模範解答に近い解答が出来上がります。最終的に減点のあるなしは指導者のチェックがないと分かりづらいですが・・・。自分なりに挑戦できることは挑戦して見て下さいね!正解に近づきます。

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