国語勉強法

国語の問いにおける「落とし穴」に要注意

 答え方って意外と難しいです。聞かれたことを答える必要があると、頭では分かっていても意外とミスしてしまうのです。例えば本文では「日本人は日本語をおろそかにしすぎている。これはよくない。」とあるとします。問では「筆者はどんなことを希望していますか?」とあった場合・・・。

 「あ、ここが筆者の主張だ!」と先に紹介した文章をチェックし、そのまま答えてしまうタイプが意外と多いです。本来ならば、筆者は「日本語をおろそかにすることはよくない」→「日本語をおろそかにしてほしくない。おろそかにしないことを希望している。」が正解。

 つまり本文中には「良くない(×)」の内容が書かれ、問では「希望(〇)」を聞かれているので本文の逆を答える必要があるのです。

これは国語に限らずほかの科目に関してもよくあるパターン。例えば理科で「望遠鏡で太陽を見る時にしてはいけないことは?」と問われた場合に正解は「太陽を直接、目で見ること。」ですが、「太陽を直接、目で見てはいけない。」といった具合です。

 まずは「聞かれたこと」に応える、答える!これを日ごろから意識したいもの。

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