「この子は伸びる」「きっと彼(彼女)は抜き出しするときに惜しい部分を選ぶだろうなあ」といったことが指導しているとすぐに分かります。実際に私が想像した通りの箇所を選んでしまって✕・・・というパターンがチラホラ。
そうすると生徒たちは「なんで分かるんですか?」と口々に言いますが、逆に言うと生徒の思考回路・間違え方が分かるからこそ、そこを「指導すれば上がる」「この子は伸びる」と言い切れるのです。
時として「先生、視えているんですか?」と怪しげな占い師扱いされることも(汗)。さて話を戻して、登山で言うならば8合目まで上っているけれど、そこから足がすくんだ・・・といった状態の子は最後の詰めをしっかりすると飛躍的に伸びます。
ではどうやったらその最後の詰めをすることが出来るか?ここに関しては微妙な匙加減が必要なので、とにかく自分に合った指導者を見つけてピンポイントで指導してもらうことがベストです。
問題集やユーチューブ動画などでは「正しい答えの導き方」の一般論しか述べられておらず(大衆をターゲットにしているため当然と言えば当然です)、なぜ自分が考えた答えが間違っているのか?についてはマンツーマンの指導が一番なのです。
マンツーマンは指導料が高い…ごもっともです。しかし最後の詰めだけをしっかりすれば飛躍的に伸びるタイプは何か月も指導を受ける必要はありません。ほんとに「何回か」の指導で十分です。
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