国語勉強法

明日は・・・は主語?!

 何事も基本が大切であり、そして…実はそれがいちばん難しいのかなあと感じる今日この頃です。例えば、文の基本構造と言えば「主語と述語」!早速ですが次の文を見て下さい。

 「明日は、きっと話しあいをしましょう。」

 主語は…実は「なし」、述語は「話し合いましょう」となります。ついつい、主語は「~は、~が」という知識をインプットして、機械的に問題を解くならば「主語…明日は」とやってしまうでしょう。

 主語は必ずしも「~は、~が」とは限りません。案の定というべきでしょうか。生徒が先の問題に引っかかってしまいました。ではどうすればひっかからないか?

➀述語をまず探す
②①に対応するものが主語となる
③~は、~が以外でも「も、こそ、ども」なども主語になることを知っておく

 以上3点が大切です。先の問題に戻ります。述語が「話し合いましょう」ということは、明日という目には目えない「空間・時間」が話し合うでしょうか?不可能ですよね。話し合うことが出来るのは「人・人間」だけです。
 
 こんな風に述語をまず考えてからそれに対応する主語を見つけていくことが大切です。また、日本語は時として主語が省略されることもきちんと把握しましょう。

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