勉強法 雑感

結局は国語力・読解力・・・

 

 (親)「早く理科の宿題をしなさい!せめて分かりそうなところだけでも自分でやって、分からないところを塾の先生に聞きなさい」

(子)「やろうとしたよ。でも全く分からない!」

(親)「分からないなら参考書や参考書を見なさい」

(子)「でも全く分からない・・・」

 これは実際に私の目の前での某親子の会話です。実は・・・子供は理科の問題を文字として認識しており、もしも音読させるならばとりあえずたどたどしく読めるでしょう。しかし、日本語の文章としての意味を全く理解できていないのです。

 文章として理解できていないとは?何を聞かれているか?(☜イオンの問題なのか?化学式の問題なのか?等の区別)、キーワードは何か?が全く分かっていないのです。それゆえ、参考書や教科書で調べようにも無理なのです。

 ウーンウーンウーン、正直言ってこのレベルでは理科うんぬんよりも「読解力」つまり「国語力」の欠如に他なりません。結局どうなったか?ある問題を選んで、私が音読&解説して随時、本人に考えさせて解かせるように誘導尋問?しました。

 それゆえにとりあえず目の前の理科の問題に関しては一部は解決したように見えます。しかし実は根本的解決には全くなってないのです。

 理科だろうが社会だろうが、はたまた数学であっても英語であっても日本語で問われている内容においてキーワード、大切な部分にチェックしながら読まないことには文章を理解することは難しいです。

 あらゆる科目の土台が国語です。出来ることなら、国語の土台を学びつつ並行して他の科目を!と伝えたい今日この頃です。

 

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