図式化 対比

要約法

 

 

   最近の大学入試では「要約」(ほとんどが200字)を課されることが多いです。要約とは、読んで字のごとく文章の要点だけをまとめたものです。要点だけということは、余分な部分を省くということです。

 とはいえ、やみくもに短くすればいいというわけではなく、要点(大切な部分、ポイント)を残さなくてはなりません。ちょうどダイエットをイメージしていただくと分かりやすいでしょう。体重は落ちたけれど落ちてほしくない部分が落ちて(水分が抜けてしわが増えた、脂肪ではなく筋肉が落ちたなど)しまったことはよくありがちなこと。

 ダイエットと要約はともに「どの個所をうまく落とすか?」に尽きます。ダイエットよりも要約の方が、正しい練習さえすれば短期間で上達することはまちがいないです!

 さて、次のような問いがありました。

「次の○○、△△、□□を用いて、なぜ・・・なのか?について答えなさい。」という問題。

 生徒は〇〇、△△、□□にはすべてチェックをつけており、幸い?それらの言葉がすべて近くにあり、2文になっていたため「ああ、この2文を要約すればいいんだ」とすぐ気づき解答欄内にまとめていました。

 ですが、ルールや字数を守ったにもかかわらず減点されてしまいました。なぜなのか?解答に要約すべき2文はきれいな対比文だったのです!。つまり使うべき語は○○、△△、□□の3語ですが、○○対●●、△△対▲▲、□□対■■という構造だったため●●、▲▲、■■を含めた6語を使う必要があったのです。

 ところが余分な個所を入れてしまったため■■が抜けており減点。なんとなく文章内容を理解していたけれど完璧な対比文、つまり対比構造を用いて文章を書くということに気づかなかったための減点。

 いかに日頃から「言い換え、理由、対比」を意識することが大切か?!という具体例です。要約…単に短くする、ではなく国語の基本「言い換え、理由、対比」を常に意識しましょう!!

 

 

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