鑑賞 雑感

葉隠

 「人間一生は誠にまことにわずかの事也。好いた事をして暮らすべき也。夢の間の世の中に、好かぬ事ばかりして、苦を見て暮らすは愚かなること也。」

 これは、『葉隠』の編集者・山本常朝=つねとも(1659~1719)の言葉です。『葉隠』は山本常朝が口で述べたものを、記したものです。なんとなんと江戸時代の人がすでに上記のようなことを言っているのです!!

 も~~ビックリです。確かに今よりも寿命が短い時代、ほんと「人間一生はまことにわずか」です・・・。令和の今も明日のことなんて誰も分かりません。いつなんどきが自分の寿命なのかは分かりません。

 それゆえ、好きなことをして暮らすべきというのには大きく大きくうなずきます。とはいえ、好きなことだけをして暮らすことって可能でしょうか?フツーに考えて不可能でしょう。

 例えば、勉強が嫌いだから一切せずにゲームばかりして過ごす・・・のは今はよくても将来的なことを考えると現実的ではないですよね。そもそも「嫌いなこと」があるから「好きなこと」が見つかるのでは?と個人的に考えています。

 いわゆるコインの裏表が同時に存在するようなものです。つまりバランスが大事かなと。正直言って私は好きなことを仕事にしていると見えるでしょうし、確かにその通りです。とはいえ、自営業ゆえのめんどくさい?雑事がありますし「嫌いなこと」があるからこそ、「好きなこと」が明確になってます。

ちなみに『葉隠』には続きが書いてあります。「好きなことをして暮らすべき」という言葉を若者が都合よく解釈したらよくないので、若者には言わない、隠しているとのこと。ウーン、脱帽です。

そしてそして、興味深い記事を見つけたので下に貼っておきますね、好きなことが嫌いになることもあれば、嫌いなことが好きになることもある?バランスを大切にしながら目の前のやるべきことを一つ一つ頑張ります🖊

https://diamond.jp/articles/-/317410

 

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