「君の瞳は一万ボルト」
この昭和の名曲をご存じでしょうか?
https://www.youtube.com/watch?v=4GHawDuY1ZE
私は中学生の国語の授業で、この歌を“隠喩”の説明に使いました。どういうこと(笑)?
「隠喩って何?」と聞かれたとき、「“ようだ”を使わないたとえ」と説明するだけではどうしても生徒の記憶に残りにくいのが現実。そこでこの歌の登場です。実際にユーチューブで見せると、イントロと共に生徒の目が点に。次に「瞳が一万ボルトって、どんな目!?」と生徒は大爆笑。
でもその直後、「あ、これが“ようだ”を使わないたとえか」と納得の声。笑って覚えたことは、記憶に残ると私は思っています。それゆえ、次に「隠喩」という言葉が出てきたとき、「あー、なんか森下先生がいきなり見せてきたあれね!」と思い出してくれればそれでいい。
ただし・・・思い出し笑いをしたら周囲から変な目で見られる&試験中だとまずいとは伝えました(苦笑)。こんな風にあの手この手を変えて楽しく、しかも記憶に定着するような授業を毎回心がけています。