「保護者は問題解決よりも、心の内をただ聞いてほしいことが多いですよね」──ある先生がそうおっしゃいました。
確かに共感や傾聴がメイン&重要だと思われることが多いです。特に女性の保護者は「解決」よりも「共感」を求めるケースが多いのも事実でしょう。しかし、私は正反対のタイプです。
自分の中で考えをまとめ、いくつかの選択肢を整理した上で「どちらが最適でしょうか」と相手に伺います。つまり「解決してほしい派」なのです。
この話をしたとき、ある先生から「それじゃあAIでいいじゃないですか(笑)」と思い切り笑われました。私は思わず「そこ、そこなんです!」と答えました。
今や勉強を「教える」ことだけであれば、人間でなくてもできる時代です。AIの方が下手な先生よりもはるかに分かりやすく的確に説明してくれることも珍しくありません。
それでもなお「○○先生がいい」と言われる指導者でありたい。そのためには、ただ解答を提示するだけではなく相手の状況や心情を読み取って「その人だからこそ最適解を示してくれる」と思ってもらうことが大事なのです。
私はAIに勝とうなんて思っておらず、むしろAIが得意な部分は任せればいいのです。だからこそ人間の指導者にしかできない「痒い所に手が届く」支援を大切にしたいです。
結局、勉強を教える本質は「人と人との関わり」にあります。AI時代だからこそ、指導者の温度感や個性がより重要視される、だからこそ楽しいなあと思う今日この頃です。