作文 小論文

餅は餅屋。落語の「枕」に学ぶ伏線回収

 今日、プロの落語家さんの独演会に行ってきました。 一言で言えば「やっぱりプロは違う!」という感動の一言に尽きます。

 アマチュアの方も面白いですが、やはり本職の技は次元が違いすね。特にウーンと唸らされたのは、本題に入る前の何気ない雑談——いわゆる「枕」です。

 一見、世間話のように聞こえる話が、実は緻密な「伏線」になっているのです。 メインの落語が進むにつれ、ああそういうことだったんだ~と納得するのです。

 つまり、しっかりと伏線がありそれが見事に回収されるのです。実はこれ、小論文や作文も同じです。

 本人たちは一生懸命「論理的に」書いているつもりでも、読み手からすると、「なぜ唐突にこの話題?」「この話はどうなったの?」と首を傾げることが多いものです。

 書き手の中では完結していても、読み手には伏線が宙に浮いたままなのです。 これでは、せっかくの主張に説得力がありません。それどころか「???」が残ります。

 文章を書く練習することはもちろん大切です。 ですが、意外な近道は古典芸能である落語の中にあったりします。 プロがいかにして聞き手を惹きつけ、バラバラの情報を一つの結末へ導くのか。

 「伝える」プロである落語家の構成力には、文章上達の極意が詰まっています。 論理構成に悩む方にこそ、落語鑑賞は、ぜひともおすすめです!

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