今日は大晦日・・・1年の最後の晦日なので「大」がつきます。
さて、 私たちは月の最終日を「みそか(晦日)」と呼びますが、 この言葉は本来「三十(みそ)」、つまり三十日を指す言葉でした。
しかし、かつての太陰太陽暦においては、一ヶ月が二十九日の月も多く「三十日」が存在しない月が頻繁に訪れました。 そこで重宝されたのが「晦日(つごもり)」という表記です。
「晦」という字には「月が隠れる」という意味があります。 月の満ち欠けを基準にしていた時代、月が完全に見えなくなる日は数字の「三十」よりも、現象としての「晦」の方が 暦のズレに左右されない確実な「月末」を表現できたのです。
太陽暦になった現代でも、この習慣が息づいています。カレンダーの上では「三十日」と書いてあっても、私たちの意識の中では、それを「みそか」と読み 月の締め括りとしての情緒を感じ取っています。
単なる数字の羅列ではなく、月の満ち欠けという自然の摂理を 「晦」という一文字に込めた先人の言語感覚。 「三十日(みそか)」という表記には、 効率だけでは測れない、時に対する日本人の誠実さが宿っています。
あと1時間あまりで新しい年になります。やり残したこともチラホラ…そんな私は、旧暦では新年は2月3日!それまでには・・・と言い訳中💦ではでは皆さん、良いお年を。