漢字は表意文字なので、漢字そのものの意味を考えると覚えやすいよ~と口酸っぱく生徒に言っています。そんな私、いつも何気ない漢字や熟語に関して意識しています(楽しんでいます。)
先日、身に着ける服の色や素材で人に与える印象、さらには本人の健康にまで影響がある・・・といった話を聞きました。確かに色によって印象ががらりと変わるし、素材で着心地が全く変わってきます。
で、ふと「服」という漢字をジーッと見ていて気付きました。「服」は「服従」「屈服」「服用」という熟語で使われます。調べてみると・・・「服」には「従う」「おとなしく受け入れる」という心の動きの意味があるそうです。
薬を「服する」とは、薬に「従う」ことなのです。だから薬を「飲む」ではなく「服用する」というのです。古代中国では、薬を体に入れることを「薬の力を素直に受け入れる」と考えたのです。
病と闘うためには、まず薬を信じ、その力を身に「服(したが)わせる」という発想です。
「服従」「屈服」などの言葉にも、共通して「心を静めて受け入れる」という意味があります。私は自分の好きな色、形の服しか着ませんし、「服」の意味を知った今、なおさら自分の心に「服」します!