先日、読書感想文講座で「平安美人」の画像を受講生に見せたところ、みんな一瞬フリーズしていました(笑)。 現代の感覚からすると平安時代の美の基準はあまりにも異質で、驚くのも無理はありません。
そう、時代とともに「美人の基準」が大きく変化するように、実は「読書感想文の書き方」も大きく変化しているのをご存知でしょうか?
かつて30年ほど前は「僕が読んだ本は○○です。この本は…」と本の紹介から入るのが主流でした。 まるで本のあらすじを丁寧に説明することが、感想文の役割だとされていました。
それが数年前になると「この本の中で特に気になったセリフは『××』です。なぜなら…」というように、本の中の具体的な一節を切り口に、自分の考えを深める書き方が推奨されるようになりました。
そしてそして、今の読書感想文で求められるのはさらに一歩進んだ「自分の体験」から書き始めるスタイルです。 本を読む前に抱えていた疑問や、過去の経験、日々の生活の中で感じたこととを本の内容を深く結びつけるのです!
「この本を読んで、私の○○という体験が、△△という視点で見えるようになりました」といった具合です。
下手すると親の世代からすると「ん?これ何?感想文じゃなくて作文?」と思えるかもしれません。これは、単に本の内容を理解するだけでなく、本を通して自分自身と向き合って新たな発見や成長を表現する力が求められている証拠です。
とにもかくも時代によって求められるものが違ってきているということを念頭に置きながら私自身アップデートしなくては!と思っています。