「この本、子どもがどうしても書きたいって言うんです…」
「でも、推理小説やホラーって、感想文に向かないですよね?」
そんな保護者の声を毎年のように耳にします。ハイ、今年初の読書感想文講座が今日、あったのですが、が、が、が、今日も言われました!子供が手にしているのは東野圭吾さんの「「ガリレオの事件簿」シリーズ・・・。
確かに、戦争・命・家族愛のような「重いテーマ」の本に比べると、娯楽作品は「書きにくそう」に思えるかもしれません。 でも、実はその逆なのです。
ちょっと視点を変えるだけでむしろめちゃくちゃ書きやすいのです。
なぜなら、推理小説には「なぜ自分はこの展開に驚いたのか?」ホラーには「なぜ怖いのに読んでしまうのか?」といった感情や好奇心に結びつけやすい「自分ごと」の視点があるからです。
ちなみに今日の受講生、理科の実験が大好きで、自分は実験では失敗しないけれど失敗している友人たちを見て原因を分析するというエピソード、将来は警察官になりたいことなどを盛り込んで、とってもいい感想文を仕上げました。
さらに、今や課題図書はAIが上手に感想文を書けてしまう時代です。その結果どうなるか?どの子の文章も似たりよったり…ということになるのです。だからこそ、いわゆるマイナーな?書きづらいと思われるような「自分が選んだ一冊」なら、感想も自然とオリジナルになります。
今から選書する際には子供が「この本が好き!」「これを書きたい!」という本を選んでほしい、子供の気持ちを大切にしてほしいと思います。