雑感

「備忘録」の裏側

 SNSで家族の写真や日常の出来事を投稿する人がよく使う言葉があります。

「これは自分のための“忘備録”です」――。

 たしかに、日々の記録を残しておきたい気持ちは分かります。しかし、それが「公開された場所」であるSNSに投稿されている時点で、本当に「自分のため」だけなのか、いや違うよね?承認してほしいんだよね?と思ってしまいます。

 もちろん、それが悪いわけではありません。ただ、自分の本音を「忘備録」というオブラートで包んでいることでかえって違和感として伝わってしまうのです。

 こうした視点は、ともすれば「意地悪」とも言えるでしょう。しかし、私ははあえて“批判”ではなく“批評”として捉えています。言葉通りに受け取るだけでなく、行間を読む・・・。これって国語ではめちゃくちゃ大切な視点です。

 先日の「マグロ漁船に乗る・・・」これは明らかに嘘と分かりますが(苦笑)、本人は気づいていない本質を第三者が気づくことって意外と多いです。

ちなみに批評する視点を意識して自分を客観視すると意外な本音が見えるものです。

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