雑感

自分のミスを認める素直さ…必須です。

「一文の最初の5文字と最後の5文字を抜き出すって書いてあるよ!」

と何度言っても文の途中から抜き出す生徒。なんとか誘導尋問で?正解にたどり着かせた際に「しっかりと問を読もうね。1文の最初と最後という条件があるから抜き出す箇所を注意だよ。」と一言私が伝えたとたんに・・・

「最初の5文字と最後の5文字は最初から分かっていました!!」とすごい剣幕で言い返す生徒・・・。私は思わず「???」です。今から思うと、生徒は「1文」という表現「だけを」読み飛ばしてたと言いたかったようです。自分なりに答えの部分を見つけたら、その答えの最初と最後の5文字を答えると思い込んでたようです。

どちらにしても問をしっかりと読んでいなかったのは事実。だから今後は問をしっかりと読んで大切な部分に線をひくというアドヴァイスに対して「素直に」やってみようと思って、実行してくれれば点数が上がるのに・・・と内心でつぶやいた私。

素直な子は伸びる・・・というのは誰もが納得いくことでしょう。なぜなら言われたことを「素直に」やってみる、自分の間違いを「素直に」受け容れて修正することができるからです。

「素直さ」は元々の地頭がいまいちだったとしてもそれを補い、地頭が良くても素直ではない子に追いつき、追い越すだけのパワーがあります。勉強のノウハウも大切ですが、まずは「素直に」な姿勢で何事にも取り組むことを心がけることも大切だなあと感じる今日この頃です。

-雑感

© 2024 作文110番