冬至が近づくとよく語られる四字熟語があります。それは「一陽来福(いちようらいふく)」という希望をあらわす四字熟語です。
この言葉の源は、自然哲学を説く中国の古典『易経』にあります。世のすべてを「陰(暗く寒いもの)」と「陽(明るく暖かいもの)」で捉える思想に基づいています。
冬至は、陰の力が極限に達した状態を指しますが、その極点を境にわずかながらも「一つの陽」(一陽)が生まれ、再生へと転じることを示しています。
本来の形は「一陽来復」で、「陽の気が巡り戻ってくる」という意味です。これが転じて「福がやって来る」という願いを込めた「一陽来福」が広く使われるようになりました。
つまり「一陽来福」とは、困難や衰退の時期(冬の時代)が終わり、運気が上昇し、幸福が訪れるという力強いメッセージです。
「最悪の後に必ず最良が来る」という、普遍的な希望の暗示にあります。そういえば西洋にも似たような言葉がありますね。「夜明け前が一番暗い・・・・」。
これから受験本番、私においては新しい数々の挑戦に向けてやるべきことが山積みの年の瀬・・・。
だからこそ「一陽来福」という言葉を胸に、必ず運気が上向くことを信じ、希望を持って進んでいきましょう。