ある生徒さんの保護者から、塾の算数の先生に「教えた通りに解かないからダメなんだ」と毎回否定されるという悩みを聞きました。 自分なりに試行錯誤している過程を全否定されてしまう・・・。
いや~~~ありえないですよね。私はその話を聞いて「それは先生の怠慢だよ」と思わずつぶやいちゃいました。
一方でその生徒がが新しく出会った家庭教師の先生は違いました。 本人の解き方や考え方で答えに辿り着けるか、まずは必死に確認してくれるそうです。
どうしても無理な時に初めて「正攻法」を提示する。その姿勢こそが、本来の教育のあり方だと言いたいです。私は、どんな時も本人の「思考回路」を最優先にしたいと考えています。
実は、模範解答よりも本人のひらめいた解き方の方が、計算が楽だったり、本質を突いていたりすることも珍しくありません。
例えば公務員試験のように選択肢がある場合なら、 答えを予測して逆算するのだって立派な戦略であり「思考」の結果です。 与えられたことを言われるがままに従うことは思考していない証拠です。
大人の都合で、子供たちの柔軟な思考の芽を摘んでしまうのはもったいないです。自分なりの解きやすい解き方の発見を「推せる」ような指導を大切にしていきたいですね。