寒さが本格的になった今日この頃、自宅の庭には「寒椿」が美しく咲いています。この花を目にするたび、日本人が古来より大切にしてきた独特の美意識が、静かに呼び覚まされます。
国語の世界において、椿は「生」と「死」を象徴する比喩として描かれてきました。 花びらを一枚ずつ散らすのではなく、花冠が丸ごと「ぼとっ」と地に落ちる・・・。
古くは武士の間で「首が落ちるよう」だと忌み嫌われた歴史もありますが、 歌人たちは、その残酷さではなく最盛期の美を保ったまま終わる潔さにこそ、「命の凝縮」を見出してきたのです。
この寒椿の姿を見ていると、いつか、いつかと先延ばしにするよりも思った瞬間に動き、迷いなく咲き切ることこそが悔いのない生き方だよなああとしみじみ感じます。
だから今年は、「こうしたい」と感じたことを、すぐにやる一年にしようと思います。で、で、で、まずは明日、寒椿の根元の落ち葉や雑草をきれいにします!!