小論文

感情論を超えた論理

 小論文指導で「校則による染髪禁止」について書かせてみると、多くの生徒が「勉強がおろそかになる」「不良に見える」といった感情論に陥りがちです。

 気持ちは分かります・・・。実際に日本ではそういう風潮がありますから。とはいえ、じゃあオシャレに気を使っているタイプが勉強をさぼるかというとそうではないですよね?

 逆に、おしゃれに無頓着なタイプで、勉強にも無頓着なタイプもいくらでもいるわけで・・・となると先の論は思いっきりは説得力に欠けてしまいます。
 
 論理的な小論文にするためには、感情を脇に置き、「動かせない事実」や「社会的な視点」を組み込む必要があります。具体的にどのような材料を使えばよいか?

 それは「成長期における健康面に与える影響」「自制心をはぐくむ学習」「経済的平等」の3つの視点を提案します。つまり、「私は~思う」ではなく主語を「社会」に置き換えて考えるのがコツです。

 客観的とは主語を自分から別の視点にすることです。この練習をすることによって「本物の思考力」につながります。

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