「何を書いていいか分からない…」
小論文の“あるある”です。特にテーマに対して具体例が思いつかないと、手が止まってしまいますよね。
でも安心してください。実は、アイデアを出すための“練習”があるのです。この練習を日頃からしっかりしておけば小論文の試験で頭が真っ白になることは少なくなります。
それは一見まったく関係のないもの同士に「共通点を見つける」こと。たとえば「おにぎり」と「スマートフォン」。どちらも「片手で扱える」「中に大事なものが詰まっている」と言えます。こんなふうに、無理やりでもいいから共通点を探す練習をしてみる。
すると、物事の本質的な特徴や性質を見抜く力が鍛えられていきます。そしてこの力が、「具体例を挙げる」場面で大いに役立つんです。ただ「似ているものを並べる」のではなく、「一見違うものの中にある共通の本質」に気づくこと。
これこそが小論文における、具体例を生み出すための“脳トレ”です。最初は難しくても、慣れればどんどん面白くなってきますし小論文にとどまらず、人生において行き詰まった時などなどに意外な解決策を思いつくことが出来ます。
私自身、周囲から「ウルトラDを思いつく・・・。」とビックリされることが多いですが、これは仕事柄、常に物事の本質は何か?全く関係ないところにヒントがあるのでは?と常日頃から意識しているたまものだと自負しています。