鑑賞

「鷲とカタツムリ」

 イソップ物語は「伊曾保物語」として日本で古くから親しまれており、入試でもよく出されます。☜むろん、古語で!

 さて、某高校の入試問題で「鷲とカタツムリ」という話が出題されていました。内容は「勇猛なワシが、カタツムリを食べようとしていたけれど、鋭いくちばしで、どれだけつっついても硬くて殻が割れない。

 カラスがやってきて『私に半分くださるならば、食べ方をお教えましょう』と申し出ます。普段ならばカラスの言葉などに耳を傾けるワシではないのですが、殻の割り方が分からないので偉そうにしてもお腹はふくれない・・・と思い、ワシはカラスから教わることにします。

 カラスは言います。『高い空から、岩の上に落とせば、簡単に割れます』と。ワシはカラスの教えどおりに実行しカタツムリを食べることが出来ました。

 このように、生まれ持った能力や地位が自分の方が高くても、そういったプライドにこだわらずにそれぞれの分野での知恵は持っている者、良く分かっている者に聞くべきだ。」という話。

 なるほど、なかなかいい話、いい問題だなあと思うと同時に

①聞く相手を選ぶこと
②相手のせいにしないこと

という2点を付け加えたい気分です。自戒を込めて。

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