鑑賞

多角的視点でみる!

 

 

 今日・・・警視庁の試験を受けているであろう教え子。作文に関してはいい線を言っているだろうと信じている私です。なぜ、そんな風に信じられるか?彼の作文を10本以上添削し、実際にZOOM指導をしたからこそ「大丈夫」と思えるのです。

 

 そんな彼からの質問が

 

「先生、どんな課題に対しても毎回同じネタで書いてしまっていますが大丈夫でしょうか?」

 

 私は勿論大丈夫だと答えました。なぜなら、試験当日の作文は1つだけだからです。試験対策として複数の課題に取り組み、その際にたまたまネタが同じだっただけなのです。

 

 逆に、一つのネタをあらゆる視点から見直すことが出来て良かったと思っていますし、そのことを本人にも伝えました。彼が具体例ネタとして使ったものは、彼自身が行っているボランティア活動。

 

 テーマによっては「時間配分の大切さを学んだ」とまとめ、別のテーマでは「様々な年齢の方々と接するチャンスをもらえた」といったふうにまとめました。

 

 彼はネタ(経験)が少なーいと嘆いていましたが、私はそうは思いません。1つのことをサラッとスルーするよりも深く深くあらゆる視点から見るという姿勢を今回学ぶことが出来、そのことが今後の人生において必ず役立つと思うからです。

 

 ここで大切なことは「1つのことを多角的視点から俯瞰する」ことです。そういう姿勢を持ってあらゆることに取り組むことが大切だと私自身が気付かされた出来事でした。

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