雑感

「国宝」は小説から!

 今、「国宝」という映画が大ヒット中ですね。周りの人たちからも「もう見た?絶対見たほうがいいよ」と連日勧められています。

 逆に私は声を大にして言いたいです。「『国宝』は、まず小説を読んだ方がいいよ」と。

 本の虫の私、原作は読んでいます。ちなみに今回の原作、監督が同じである「悪人」・・・原作と映画との乖離にショックを受けました。私が小説が原作の映画で心底満足できたのは、百田尚樹さんの『永遠のゼロ』くらいでしょうか。

 そもそも短縮化された2〜3時間の枠に、集客のための「ヴィジュアル重視」の俳優さんで固められているのを見ると、「やっぱり原作には敵わない」と思ってしまいます。

 そんな「原作至上主義」の私のもとに、先日、最高に清々しい青年が現れました!

 彼曰く「実は『国宝』、見たけれど正直いまいちだと思ったんです。でも、周りは絶賛ばかりで、自分の感じ方がおかしいのかと…。それを確かめるために、これから原作を読みます」と。

 周囲の熱狂的な評価に流されず、自分の感覚を大切にし、それを確認するために原点(小説)に戻る。いいですね~~~。この彼の姿勢に、心底感動しました。

 物事を本当に正しく深く評価するためには、たった一つの情報や一面だけを見て満足するのは怖いことだと、改めて感じます。ちなみに、私は原作読了組なので映画は見る予定はありません!(笑)それゆえ評価もしません。

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