作文 小論文

誰の文章?

 真夜中に生徒から泣きつかれました💦明日の朝にはオンライン出願をしたいのですが・・・と。連絡のラインを見ると、本人は「これで完成」と思っている文章を複数の先生がチェックを繰り返し赤ペンチェックが複数個所あるのです。

 生徒としては「別に直さなくても(学校の先生に)バレないでしょうか?このまま出したいのですが・・・。」とのこと。赤ペンチェックを確認したところ、私はもう直す必要がない、生徒自身が最初に書いている文章のままで出すのがベストだと思い、そのことを生徒に伝えました。

 そもそも、受験するのは誰?と言いたくなります。周りがよってたかって、ああだこうだと言ってどんどん文章を変えていくと本人の作品ではなくなります。しかも赤ペンの内容で私自身、腑に落ちない部分があったので生徒に「直す必要はない。あなたの文章のままで!なぜなら・・・」と理由も伝えました。

 そして生徒に「ダビデの鼻」の逸話を伝え、結局、外野って無責任と言うのでしょうか。意外と見てるようで見てないよとも伝えました💦もう一度言います。受験する主人公は本人です。論理が破綻している、矛盾している、テーマから逸脱している・・・等は指導を受け直す必要があります。

 しかし、最後の最後で重箱をつつくような細かい表現等々は指導する側としては言うべきではないと思いますし、逆に言われた生徒側としてもスルーしてもいいと思います。結局は・・・指導者が多ければいいってものではない、相性がよくて生徒の良さを引き出してくれる指導者に出会えることが大切です。

※「ダビデの鼻」・・・ミケランジェロがダビデ像の制作をしていると、そこに王様がやってきて、「鼻が高すぎる」と注文をつけてきたのです。納得がいかないミケランジェロは、鼻を削るふりだけしました(実際は彫刻刀で削らず、たたくだけ。そして手に持っていた粉をパラパラと落とすのです。)すると王様は、「凄く良くなった」と満足して帰っていったそうです。

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