作文 雑感

AI生成文と素人介入文の皮肉な違い

 最近のAIの進化には目覚ましいものがあり、友人からも「AIが書いた読書感想文は、プロの目にはすぐバレてしまうものなのか?」という質問を受けました。

 結論から言えば、「アマチュアレベルのプロ」には、AIが生成した文章を見抜くのはほぼ不可能だと感じています。生成技術が高度化し、人間らしい「ゆらぎ」まで再現できるようになっているからです。

 もちろんAI特有の論理構造や言い回しから違和感を覚えることはあっても、それを「AIである」と断定するのは至難の業でしょう。

 むしろ皮肉なのは、親御さんが「良かれ」と思って手を出して書かせた文章。これは驚くほど簡単に指導者にはバレます。まずは文章の型が親世代のもの、そして中身がおそろしく模範的だからです。

 子供自身の感情や思考が抜けているため、文章からは本人の意思、熱量といったものが全く感じられません。素人が中途半端な知識で指導をしても、下手すると本人の学習意欲を削ぐだけで文章自体もいまいちになってしまいがち。

 AI全盛の今だからこそ、入試では本人の資質を見るべくして「書く力」を問われ、今後もますますその傾向が強くなるだろうと思う今日この頃です。

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