以前、皮膚科の先生から伺った話に、思わず「なるほど!」と膝を打ったことがあります。
それは「疲れる」という漢字の成り立ちについて。「疲」という字は、"皮膚"の「皮」に「やまいだれ」。つまり、身体のいちばん外側である皮膚に負担がかかり、弱ってくることを示しているというのです。
この話を聞いたとき、「さすが~~漢字ってすごい!」と感動しました。
そういえば、「癒し」という漢字もしかり。これは「愉しい(たのしい)」という字と同じ造りをしています。心が軽くなり、気持ちが楽しくなることが"癒し"だと漢字が語ってくれています。
「諭す」もしかり。怒鳴りつけるのではなく相手の心をやわらげ楽しさや納得感をもって伝える行為――そんなニュアンスが、漢字の造りが物語っています。
漢字は表意文字だなああと本当に実感します。一文字ずつに古代人の感覚や智慧が流れていると思うと、今日もワクワクしながら漢字とにらめっこしています。