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泉下の客
2020/10/28
「日本語は美しい!」 改めてそう思いました。何気に読んだ文章に「泉下(せんか)の客となる」「幕を閉じた」とありました。亡くなった人のことを書いていることから「泉下の・・・」「幕を・・・」共に「亡く ...
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文章のまま!ありのまま!
2020/10/1
「渾沌(こんとん)」、「混沌」、「カオス」・・・これらの言葉から、あなたはどんなイメージを持ちますか?辞書的には「混ざり合って区別がつかないこと、無秩序」となりますが・・・。 高校生Aさん、「渾沌 ...
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変化していい物、悪い物
2020/9/27
「国語が乱れている」と感じる人が20年前と比べて減り、「乱れていない」と感じる人は増えている――。文化庁が25日に発表した2019年度の「国語に関する世論調査」で、日本人の国語の乱れに対する意識の変 ...
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古典は新しい?!
2020/9/25
国語において「小説を解くときは絶対に感情移入をしないこと!ヒントは本文にある。」と口酸っぱく言っている私。にもかかわらずワタクシ・・・古典「平家物語(軍記物)」を読んだり、解説する際についつい感情移 ...
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「秋」≒「人生」
2020/9/4
立秋をとっくに過ぎたとはいえ、まだまだ暑い日が続いており、秋の訪れが待たれますね。さて、「秋」には皆さんどんなイメージを抱くでしょうか?「読書の秋」「食欲の秋」などなど色々な言葉を思い付くことでしょ ...
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ヒントは本文中に?!
2020/8/25
「ヒントは本文中に!」 が今日の題名です。これを見ると「ハイハイ、国語はヒントが本文中に必ずあるので、それを探せってことでしょう?探し方についての蘊蓄?!」と思われたかもしれません。 残念でした~ ...
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わらう
2020/8/22
「嗤う」を読めますか?これは「わらう」と読みます。「嗤(わら)ってくれ。詩人に成りそこなって虎になった哀れな男を。」というセリフが中島敦の「山月記」に出てきます。 李朝が自嘲してる場 ...
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縁を切る≠距離を置く
2020/8/12
「袖振り合うも多生の縁(そでふりあうも たしょうのえん)」という諺があります。「人と人との関係は単なる偶然によって生ずるわけではないので、大切にしなくてはならない」という仏教的な考え方です。 「多 ...
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漱石枕流
2020/8/1
世の中には「知らない方が良かった・・・。」という物事があります。一方「知らなくても問題は全くないけれど、知っている方が楽しい!」ということも存在します。その一つが、ちょっとした表現や知識でしょう。 ...