記述のコツ 読書感想文

引用した文章が伝わらない?

「気配り上手な人の文章は、読んでいて心地よい」

そう感じたことはありませんか?気配りとは、相手への思いやりを具体的に行動へ移すことです。

文章も同じで、「相手に正しく伝わるか」「ストレスなく読めるか」を考え抜くことで読み手にとって心地よい、読みやすい文章になります。

反対に自分の主張だけを並べた文章は独りよがりになりがちです。

「伝えたい」で止めず「伝わる」までしっかりと考えて文章構造を組み立てることこそが、文章の気配りです。

そう考えると、記述に「誰が、どうした」「何が、どうなった」という主語・述語を入れるべきだというのは納得がいくのではないでしょうか。

主語と述語という基本骨格があるだけで、理解しやすさは格段に上がります。

特に気をつけたいのが、本を読んでその内容を記述する場面です。

文章を写しただけだとあくまでも全体の一部なので、前後の文脈に依存していて主語が抜けている場合が多くあります。

それらを記述にする際には、自分で主語を補足する必要があるのです。「主人公の〇〇はこう述べている」「本書では〇〇が〇〇になると提示している」

このように主語を補い「伝わる」形に整える一手間こそが、読み手に対する最高の気配りなのです。

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