指導法

パニックからの脱却

 昨日は、大学生のレポート指導で緊迫した時間を過ごしました。

 集めた参考情報を盛り込もうとするあまり、 本人の頭の中も文章の構成も、完全にバラバラ。 学生はすっかりパニック状態で、こちらの言葉が全く届きません!

 こんな時に「落ち着いて」という言葉は何の意味もなしません。 焦っている人に、抽象的な精神論は響きません。そこで私は指導の方針を瞬時に切り替えました。

 まずは細かな内容をすべて脇に置き「項目とタイトルだけをピックアップする」ことを目の前で見本として示しました。あれもこれもと頭が混乱しているときこそ「すぐに、簡単にできること」を具体的に示す。

 これこそが、パニックから救い出す唯一の手段です。まずは目の前の一歩を、小さく、そして具体的に示すのがポイントです。 「スモールステップ」が思考を整理し心の落ち着きを取り戻す鍵なのです。

 教育の現場でも、日常のビジネスでも混乱を解きほぐす鉄則は「スモールステップを具体的に」だと改めて深く実感した一日でした。

-指導法