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強みと苦手科目のバランス

 「強みを生かす」という考え方があちこちで提唱されていますし、その考え方は非常に理にかなっています。 苦手なことに執着するよりも得意を伸ばす方が、成果も上がりやすく自己肯定感も高まるからです。

 しかし、教育の現場で「苦手は放置していい」とはならないと思います。例えば、国語と算数(数学)を天秤にかけた時、「国語が苦手だから」という理由で避けることにはリスクが伴います。

 なぜなら、国語はすべての学びの土台だからです。 問いの意味を正確に読み取り、論理を組み立てる力。 この土台が固まっていないと他教科の理解も深まりません。 逆に国語力が向上すれば、他科目の成績も自然と底上げされます。

 もちろん、嫌いなものを無理やり「得意」にする必要はありません。 人には向き不向きがあり、そこを埋めるのが人生の目的ではないですから。

 それでも、最低限のルールや正しい文章の読み方は、 社会を生き抜くための「武器」として身に付ける努力が必要です。 論理的な思考は自分の強みを最大限に発揮するための、 最も確実な味方になってくれるでしょう。

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