今年の中秋の名月に重なったのは、一粒万倍日と天赦日という二つの最上級の吉日。「天が万物の罪を赦す」天赦日の力、そして「一粒の籾が万倍にも実る」一粒万倍日の力が、満月の豊穣のエネルギーと重なり合った奇跡のような日です。
そんな特別な日に、私は家の登記を行いました。契約自体は先月でしたが、支払いも登記の完了もすべてがこの日に重なったのです。「お金を払い、所有を確定させる」という最も重要な手続きがこの日に行われたのは、まさに天からの「言祝ぎ（ことほぎ）」。
こちらが選んだわけではないのですが、業者さんの手配の都合上なのか、あるいはきちんとこだわってくださったのかは分かりませんが「今日」を指定されたのです。
「暦は迷信」と言う人もいますが、それは単に数字や記号ではないと私は思っています。古の日本人が自然のサイクルの中で見出した「良き流れ」を可視化したものが暦だからです。
「いい日に始めたから、きっとうまくいく。」
この前向きな気持ちこそが、新生活を力強く支える、最高の言霊（ことだま）です。「完璧なスタート」を切られた＆さすがに大きい買い物だったので・・・新たな気持ちで仕事、頑張ります！