「心の中のセリフ、言葉遣いが変なんですけど、正しく書き直した方がいいですか?」
先日、低学年のお子さんをお持ちの保護者の方からこんな質問をいただきました。私の答えはシンプルです。
「このままで、変えないでください」。
なぜか?それは「心の中の言葉」だからです。
考えてみてください。心の中で、完璧に美しい言葉を選んでいますか?特に低学年のお子さんならなおさらです!
私自身、美味しいものを食べたとき、心の中では
「うわっ、めっちゃ美味しい~~!」
と思っています。口に出すときは「とっても美味しいです」と言い換えますが💦
もちろん、原稿用紙に書くときには話し言葉を避けるというルールはあります。ですが、心の中のセリフはその限りではありません。
それは、その子だけが持っている感性や温度、息づかいが詰まった部分です。そこを無理に整えてしまうと、せっかくの表現が平板になってしまいます。
そんなのもったいないですよね?子どもたちの「感性」を、大人のルールで頭ごなしに摘み取ってしまわないこと。それが、彼らの文章力を伸ばす上で何よりも大切だと私は考えています。