先日、久しぶりに動画編集をしました。といっても2分程度の短い動画。でも無駄な「間」を削ったり、余計な音をカットしたり。テンポよく見せるために秒単位で調整を重ねていると、あっという間に時間が過ぎていました。
やっと「いい感じに仕上がった!」と思ったら、なんだか不自然な無音が残っていたり、逆に切りすぎて必要なセリフが抜けていたり・・・。あーあ。
さて、ここから本題です。国語の物語文でも、まったく同じことが言えます。物語の登場人物の心情を問う問題では、「どの場面での気持ちか?」をピタッと押さえることがとても重要なのです。
物語は映像と同じように、場面がサーッと流れていきます。だからこそ、たとえば「〇〇と言われたときの気持ち」「□□を見た瞬間の心情」といった具合に、“その一瞬”を正確に切り取る力が問われるのです。
「この問題、結構自信があったのに・・・」と言っていたS君。惜しい!微妙に問われている場面よりも前の心情を答えていました。編集するつもりで、「今この場面の、この気持ち!」とピンポイントを意識するよう伝えました。