(知人)「まだキックボクシング行ってるの?」
(私)「はーい、どんなに忙しくても時間を見つけて行っています!」
(知人) 「家で縄跳びやランニングでもできるんじゃない?」
(私)「自分一人だと絶対にサボってしまうから無理なんです。やっぱり、あの環境に身を置くから頑張れるんです。」
これは先日、知人との何気ない会話です。実は勉強も全く同じです。
私たちはつい、個人の「やる気」や「努力」ばかりに目を向けがちですが、そのやる気を支え、努力を継続させる「環境の力」は、想像以上に大きいものです。
考えてみてください。自宅で一人、集中して勉強を続けるのは、どれほど意志が強くても難しいことです。少しでも気が散る要素があれば、すぐに誘惑に負けてしまうことも・・・。
例えばスマホなんて典型的ですよね。例えば一定時間、スマホを触れないようにするためにスマホボックスなるものに入れてしまうのも一つの手でしょう。それでスマホは解決できたとしても・・・いきなり引き出しの整理整頓をしてみたくなったり、飲み物を飲みたくなったりと誘惑だらけです。
だからこそ、大切なのは、「いい環境」をどう見つけ、どうキープするか、そして家の中の環境をどう整えるかなのです。たとえば、
①誘惑の少ない場所で勉強する。
②誰かと一緒にやる。
③定期的に報告する場をつくる。
こうした工夫が「継続」のカギになります。結局は生まれ持った能力がどうのこうのよりも、その能力を活かすべくして、環境を味方につけることが大切だなあとつくづく感じます。人間は決して強くはないので。