「どうして勉強しなきゃいけないの?」
子どもからのこの質問、答えに詰まる親御さんも多いのではないでしょうか。
かつては「いい大学に入って、いい会社に入るため」なんて答えが定番でした。けれど今の時代、それが通用するとは限りません。そもそも、子どもに正論を並べても、納得なんてしてくれません。「ふーん」で終わるがオチ。
私自身、普通の模範解答で「なるほど」と納得したことはありませんから💦じゃあ、私は上記のような場合、どんなふうにこたえるか?20年ほど前、姪に同じ質問をされたとき、私はこう答えました。
「20歳を過ぎるとね、脳細胞って毎日すごい勢いで壊れていくの。だから、それまでにたくさん脳を鍛えて“脳の貯金”をしておくことが大事。そのトレーニングの一つが、勉強なんだよ。」
これが正しいかどうかはさておき、とりあえず姪は「脳細胞が壊れていく」ということに対して衝撃を受けていました。そして・・・とりあえず目の前の勉強を頑張ってみようかなと思ったようです。
大切なのは、納得させることではなく、興味を引き出すこと。知りたくなる気持ちが、勉強の原動力になるのです。だからこそ、変化球の答えを意識するといいですね。