読者の記憶に残る文章には、テクニックがあります。その一つが、「逆説」です。
例えば、「学校に無理やり行ったから、まともに働けなくなった」という知人の言葉。普通なら「学校に行ったから、良い会社に入れた」となるはずです。しかし、真逆の事を言うことで読者は「なぜ?どういうこと?」と興味を持ちます。
このように、一般的な内容とは逆のことを提示することで、読者に強い印象を与えることができるのです。「頑張って勉強したから、成績が落ちた」「毎日笑顔でいたから、孤独になった」など、意外性のある言葉は読者の心を揺さぶります。
ここで余談です…💦私は身体のみならず声、態度等々がすべてデカい(笑)。それゆえ?周囲は私のことを「元気」「パワフル」「明るい」と言ってくれますし、実際にそれは「地」なのですが、が、が、あまりにも程度がすごすぎて「無理してる?」と思われたことがありました。
まさに「明るくて天真爛漫だから、誤解された」のです。正直言ってショックでした!「いやいや、演技でここまでは出来ないでしょう?!これが『地』です。」と言いたくなりました。
っと、話を戻して。逆説を使う際は、読者を納得させるだけの説明が必要です。知人の例であれば、「学校で個性を否定され、自信を失った」など、理由を具体的に述べることで読者の共感を呼ぶでしょう。
逆説は、読者の興味を引き記憶に残る文章を書くための有効な手段です。ぜひ、あなたの文章にも「逆説の力」を取り入れてみてください。