記述のコツ

一気に書かない!

 大学受験の国語でよく出題される300字程度の記述問題。傍線部について、本文の内容に触れながら説明しなさい、というものが多いです。こういう問題ってどうやって書けばいいの?って思いますよね。

 で、で、で、300字の記述問題で最もやってはいけないことは、一気に300字書き上げようとすることなのです。なぜなら、一気に書こうとすると、途中で何を書いてるのか分からなくなる、時間がかかるといったことが起こりやすいからです。

 教え子ちゃんは必死でああだこうだと長時間かけて頑張って300字近く書いたのですが、残念ながら点数は2割程度。文章そのものはよくまとまっていましたが、書くべき内容が書かれていなかったのです。
 
 では、書くべき内容をしっかりと盛り込んで、なおかつ300字で納めるためにはどうすればいいか?そこでおすすめなのが、100字ずつに分割して考えることです。

 具体的には、ヒントとなる本文を3分割し、それぞれを100字でまとめるというイメージです。この方法を実践することで、時短でなおかつ書くべき内容を抜けずに書くことが出来ます。

 仮に試験中に時間切れになったとしても十分、部分点をもらえます。無計画にあちこちと内容を飛びまくって書いたところで点数にはなりません!!まずは細分化です!

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