雑感

少しの想像力でいいので・・・

受験指導をしていた姪から合格の報告がありました。とりあえずホッとしました。本人は第一希望を落ちてしまい、第二志望の大学の合格なので・・・今後、まだ受験をするかは決めかねていました。

2,3日たった今は合格をいただいた学校に行こうかなと少しだけ前向きになっているようです。そんな姪に私は以下のような苦言を呈しました。まずは箇条書きをしてから1つずつ長文で解説?!

「皆は「合格おめでとう」「頑張ったね」と褒めてくれると思います。
でも・・・だからこそ1人だけ違うことを言います。

①まずは、今日帰ったらパパとママにまずはお礼を言ってくください。
②世間一般と自分を比べて、いかに自分がめぐまれているかを実感してください。
③不安の8割は「知らない」ことが原因です。大学のこと、学部のこと調べてください。」

親のありがたみ、自分がいかに恵まれているか等については、何不自由なく育てられたタイプにはなかなか実感できないことです。私もそうでした。特に人生経験が浅いうちは「親に勉強させられている」感が強く、いかにして勉強をさぼるか?にばかり意識が行きます。

実際、担当している小学生たちは他責思考で、いかに勉強から回避するか?というタイプが毎年一定数います。しかし、姪は18歳!成人です。耳に痛いことを言われても理解しようと心がける&理解できる年齢です。それゆえ、きつーいことをあえて書きました。

勉強の目的は膨大な知識を増やすことよりも「いかにして想像力を養うか」だと思います。「受験できる」「進学できる」ことが実はとってもありがたいことだと、少しでいいので想像してほしいと思う今日この頃です。

 

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