ようやく書けた~~~とホッとしています。最近、筆ペンの練習をしており月に2回提出して推敲していただいてます。月末の締め切りが近づいてきたので必死で先ほどまで練習していました。
とはいえ、ただただ、書きまくればいいというわけでは決してないわけで・・・。お手本の形を意識しすぎると筆の動きが固くなり、字として良くない、かといって自己流では上達しない。じゃあどうする?となりますよね。
私が教わっている指導者がとっても素晴らしく、字の成り立ちを元に筆運びの注意点などを動画で解説してくださってるおかげで自然と字の形や筆運びのコツが意識できます。由来などを知って使うのは楽しいですね。
さて、由来と言えば・・・夏目漱石というペンネームの由来、結構面白いので紹介します。「漱石枕流」(負け惜しみの強いという意味)という四字熟語が夏目漱石のペンネームのもとになっています。では、その「漱石枕流」の由来は?
古代中国、晋の孫楚という人物が、友人に「石を枕にして、川の流れでうがいをするように、自然の中で暮らしたい」と言おうとしたところ、間違って「石でうがいをして、川の流れを枕にするように……」と言い間違えてしまいました。※「漱」は「うがい」の意味です。
その言い間違いを突っ込まれた時に「石でうがいをするのは、歯を磨くためだ。川の流れを枕にするのは、耳を洗うためだ!」と言い逃れをした孫楚。ツッコミを入れた友人は「すばらしい機転だ、さすがだ」と思ったことから「流石(さすが)」となったそうです。
ここからペンネームを取ったのが、かの文豪・夏目漱石。本名は夏目金之助です。知らなくても困らない、けれど知っていると楽しい・・・という物事は人生を豊かにしてくれますね。