国語勉強法 慣用句・諺

「腹」の意味

 人間の腹には、霊魂と愛情が宿っているという思想があります。言い換えると腹には心、感情がこもっているとされています。それゆえ「腹」を含む感情を表す言葉が多いのです。

 実際、人間はストレスを感じると胃腸に影響が出やすいのでお腹と心が密接につながっているのは間違いないでしょう。「腹」を含む言葉は「腹が立つ」「腹に落ちる」「腹を割る」「腹をくくる」「腹黒い」などがあります。

 また、真心と潔白を示すために腹中を見せるのが、切腹の意味だと言われています。で、で、で、何が言いたいか?由来を知ることによってまさに「腹落ち」します。それゆえ例えば「腹」に関する慣用句を覚える際に1つだけではなくまとめていくつか覚えることをお勧めします。

 とはいえ、なかなか自力でとなるとそこまでは思いつかないでしょう。そんな場合こそ辞書、ネット、AIなどを駆使して「類義語」「語源」と調べていくのがいいでしょう。こんな風に勉強すると、ものすごおおおく時間と手間がかかりますが。

しかしある程度、語彙のストックが増えるとそこからの語彙の増え方が2倍、3倍ではなく2乗、3乗となります。そもそもが、無理やり暗記するよりも楽しく記憶に残ります。ぜひとも参考に🖊

-国語勉強法, 慣用句・諺